２年数学　文字を２つ使うと便利だよ！ー連立方程式の応用問題ー

教科書の効果的な活用に関する校内研修会では、２つの公開授業が行われました。１つは２年２組の数学の授業です。千葉大学の名誉教授である天笠茂先生（授業における教科書の使い方に関する調査研究委員会副委）や富山県教育委員会の学力向上推進チームの先生にも参観いただき、教科書の有効活用という観点から助言をただきました。

この日は、連立方程式の応用のところです。文章題を２つの文字を利用して解いています。

授業づくりのポイントは、１年生の時に学んだ一元一次方程式で解くのと、２年生で今習ったばかりの二元一次方程式で解くのとでは、どのように違うのかに気付くこと！生徒たちは１年生の教科書も持ってきていました。

日頃生徒たちは、数学の文章題を解く時は、文章そのものに色付けやアンダーラインをするなどして立式をしやすくしています。これも教科書活用の一端です。

１年生の時と同じ文章題を２年生で学んだ連立方程式をつくって解いてみて、そのわかりやすさを実感した様子でした。宿題もまた、教科書をしっかりと読んで問題をといてくるというものでした。日々の積み重ねをノートに添付されたワークシートから読み取ることができます。