1年国語 行動や様子、情景描写などから主人公の心情を読み取ろう!
1年生の国語では今、米倉斉加年さんの「大人になれなかった弟たちに・・」を学んでいます。心情を直接表す表現だけではなく、主人公の行動や様子、情景描写にも着眼し、その心情をより深く味わうことをねらいとしています。
1年3組では、「僕は、あんなに美しい顔をみたことはありません」という一文から、主人公の気持ちを読み取っています。
戦争中、10歳であった主人公は、赤ん坊であった弟のミルクをぬすみ飲んでしまいました。そして、弟は栄養失調で死んでしまいます・・・
文章は、子供の視線で戦争とそこからくる飢えが描かれています。
文章の中に組み込まれた様々な表現が、人の心情を詳細に描いていることに気付くことは、言葉のもつ価値に気付くことにもつながるのでしょう!
図書館司書の先生のはからいで、国語のこの単元の読みが更に深まるように、「戦争」や「平和」を知る読書コーナーが設けられました。
休み時間、生徒たちはこのコーナーにある本を手に取って、国語の授業の学習内容をさらに深めています。
また、1年学年委員会のアイデアで、頑張っている人を褒めたたえる賞を創設し、1回目の受賞がありました。選ばれた人はうれしいでしょうね。がんばる人がどんどんと増えていくことでしょう!