1年数学 カレンダーの数のしくみを考えよう!
1年生の数学は今、「文字の式」の単元です。変数としての文字を用いることの良さについて学んでいます。
日常生活でよく目にするカレンダーの数のしくみや規則性を考えることで、文字を用いることの良さに気付かせたいというのが、教科担当の先生の願いです。
前時までは、カレンダーに示された実際の数字をもとに考えていましたが、今日は、文字を使ってみます。
横、縦、ななめに並んだ3つの数の和について、まずは考えます。
わかった人が前にでてきて文字式を記入し、みんなに説明します。
生徒たちが考えやすいように、教室前の大型モニターにも色付けで数式が示されています。
横、縦、ななめの順番に数式を計算すると、数が皆同じになることがわかりました。
わかったことは、人に説明できてこそ本物です。自分の理解を3人の生徒が級友に説明しました。
説明を聞くと、さらにその数字が着眼したカレンダーの中央の数の3倍であることもわかってきました。なぜ数値の和が中央の数の3倍となるのかを説明するため、最後は、グループで討議することとなりました。
この1時間の授業を通して、変数としての「文字」を用いることのよさについて、全員がわかった様子でした。